ABOUT WORK

- Creative 'Self' Destruction 
【読み】クリエイティヴ・セルフ・ディストラクション
【直訳】創造的自己破壊

ポラロイドを使用したセルフポートレートシリーズ。
刺繍、金箔、カラー、エマルジョンリフト(エマルジョントランスファー)等の技法を用い、写真の中の自分を破壊してイメージを再構築する。彼女はそれを「創造的自己破壊」と呼ぶ。
すべてのオリジナル作品には個別に番号と名前が与えられているが、その真意は憎む社会に対する密かなの復讐として、作品中の裸体と同じように隠されている。今日まで、コレクションには120を超える独創的な自画像が含まている。

PART1 N°1-50  / 日付:2019年4月〜6月 / タイプ:単一
PATR2 N°50-100 / 日付:2019年6月〜10月 / タイプ:単一
PART3 N°101- 141 / 日付:2019年10月-2021年2月 / タイプ:複合

インタビューより引用:
「わたしの人生は、表面的な真実、ルール、常識に抑圧されてきました。嫌いな社会に対する秘密の復讐として、私は写真の中で自分自身を破壊し、理解できない要素を追加し、それを見栄えが良いものに変えます。嫌いなものを破壊することで、愛するものを創り出すことができると信じたいのです。」
「自分自身に集中することは、自分が誰であるかを再構築するのに役立ちます。わたしはこの病気のために、世界、他者、人生、そして私がかつて愛していたことへの興味を失い、何も信じられなくなりました。 優しさ、信頼、希望、愛情、つまり私たちの生活に欠かせないものすべて。私は自分の人生で失ったものを取り戻すか、或いは何か新しく強いものを再構築しなければなりませんでした。」

「私にとって、写真を撮る、画像を作成する、作品に名前を付けるという行為は、すべて別々のプロセスです。私はすべてのプロセスを楽しんでいます。自分の考えが写真に表示され、すべてが予期せずつながっていく奇跡を楽しむのです。 それはアートというより、子供が遊んでいるようなもの。
- No Longer Polaroid
【読み】ノー・ロンガー・ポラロイド
【直訳】もはやポラロイド じゃない?!

「失敗」と呼ばれるようなポラロイド写真に、新しい命を吹き込むシリーズ。
何かを生み出すことは、最終的には廃棄物を生み出すことと同じであり、創作者はその行末まで心を配る力を持っていたい。この作品は、生物の多様性-宇宙の生き物に焦点を当てている。
「Come Find Me Wherever I am = わたしを見つけて」では、彼女自身が色に溶け、姿を変え、惑星の一部となる。

PART1 No Longer Polaroid / 地球 / 具象的作品
PATR2 わたしを見つけて /宇宙、惑星 / 抽象的作品

インタビューより引用:
「私にとって、ポラロイドは花、果物、或いはその他の生物のようなものです。フィルムは、肌、果汁、体液、または花弁を思い出させます。私はポラロイドが思ったようには決して機能せず、その色が朽ち果て、時間と共にもに変化していくのが好きなのです。」

「子供の頃の私の夢は、魂が体から出て、空気、自然、或いは宇宙に溶けてその一部になることでした。それができれば、私は精神の自由を手に入れることができると信じていました。」

- The Womb Of Creativity 
【読み】ザ・ワゥーム・オブ・クリエイティヴィティ 
【直訳】創造性の子宮

ポラロイド以前の約4ヶ月限定の作品集。Fujifilm Instax チェキフィルムを使用。
チェキフィルムの不自由さや退屈さ、その不満が彼女をクリエイティブにし、ポラロイド作品へと導く。タイトルは、感謝の気持ちを表すものとして名付けられた。

Instax Work 選集/日付:2019年1月〜4月

インタビューより引用:
「糸で編集した最初の写真は退屈が原因でした。ただ写真を破壊したかった私は、そこにちょうど糸があるのを見つけ何も考えずに使った。そして、私は写真を破壊したことへの罪悪感と、全てから解き放たれる気持ちよさ、その両方の気持ちを感じました。すべては意図せずはじまったのです。」
- LOVE LETTERS (仮)
【読み】ラブ・レターズ
【直訳】愛文

唯一繋がりを持つ周りの人々=家族のポートレートシリーズ。ひどく眩しい「しあわせ」の風景。

LOVE LETTERS /日付:2019年6月〜月

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